現在、多くの金融機関との提携が発表されているリップルだが、中東圏では初となるアラブ首長国連邦の最大手であるアブダビ国立銀行との提携が発表され、国際送金においてリップル社の提供するソリューションを使用するとした。

アブダビ国立銀行は「リップルが提供する決済ソリューションを導入する事で、顧客に対し同一行内の送金と、コストを抑えたリアルタイムでの国際送金が可能となる」と発表している。

アラブ首長国連邦(UAE)は、世界銀行のデータによると、年間で190億ドル以上の送金があり、世界で第4位にランクされている。世界的に見ても非常に大きな市場であり、その中でも取り分け大きな規模を持つアブダビ国立銀行との提携は、今後のリップル社の世界的な展開の大きな一歩となる事は間違いない。

リップルCEOのブラッド・ガーリングハウス氏は、

「銀行とその顧客はブロックチェーンの技術により、リアルタイムでの国境を越えた支払いを約束されると言われてきました。現在、アブダビ国立銀行のような最も革新的な銀行が、顧客基盤全体にRipple対応の支払いを提供することでこれを実現しています」

とコメントしている。

広がるリップルネットワーク

アブダビ国立銀行のリップル導入は、仲介銀行を移転に使用する必要性を排除し、SWIFTシステムと並行して運用することにより、顧客情報と取引の保護において重要な前進となる。

リップルの技術を使用して顧客にサービスを提供する最初の銀行として挙げられたアブダビ国立銀行だが、その他にもサンタンデール銀行、スタンダードチャータード銀行、ウニクレディト銀行を含む各国の金融機関もリップルネットワークへの参加を行っており、今後もリップルのソリューションを利用した国際送金の波は加速していくと考えられる。

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