匿名性の高い仮想通貨モネロ(XMR)が日本時間の7日にハードフォークを実施しました。
もともと、このアップグレードでは、3月に中国のBitmain社が発表したモネロマイニングに対応したASICのマイニング専用機(チートマイニング機:Antminer)に対抗するための処置として取られた手段で、これによってASICを使えないようにするハードフォークが行われました。

マイニング専用機「ASIC」とは

仮想通貨の多くには、マイニングという機能があります。このマイニングに成功すると、成功者は仮想通貨をもらえます。これを目的にして、多くの人々がマイニングに参加しています。マイニングに参加している人々を「マイナー」と言います。

より多くの仮想通貨を獲得したいマイナーは、より高性能なマイニング機器を必要とします。こうして出てきたコンピュータが、ASICと呼ばれるマイニング専用機です。

ASICは高価で、多数を投入できるマイナーは限られます。
ASICの導入が進めば、マイニングが一部のマイナーの寡占状態になる可能性があります。よって、モネロは、ASICが使えない仕組みを採用していましたが、マイニング機器の有力企業であるBitmainが、モネロ用のASICを市場に投入することを公表、そこでモネロを主に開発している団体が、モネロのハードフォークを公表しました。

モネロの将来は?

今回のハードフォークに反対する技術者も多く、彼らは、従来のモネロをそのまま使い続けることを公表しました。新しいモネロに対して、従来のモネロの名前は「Monero Classic」と名付けられ、Monero Classic、Monero 0、Monero Original、Monero-Classic、MoneroCという5つの新しいプロジェクトがすぐさまに立ち上がっており、今後どのプロジェクトが生き残るかに注目です。

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