イーサリアムのコア開発者が、長い間待ち望まれていた「コンスタンチノープル」と呼ばれるハードフォークを第708万ブロックで実施することを、今月7日に開かれた隔週の開発者会議で合意しました。

イーサリアムの場合ハードフォークとは、ネットワークの仕様の改善変更のことで、例外はあるものの、イーサリアムのハードフォークは、ビットコインのハードフォークのように通貨の分裂には至らず、開発者たちの合意に基づき改善されるプロジェクトのようになっています。

今度実施されるハードフォーク「コンスタンチノープル」は、コンセンサスアルゴリズムをプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からエネルギー効率の良いプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へスムーズに移行するため、5つの異なるイーサリアム改善案(EIP)を採用しています。

  • EIP210:ブロックのハッシュ方法を再編成
  • EIP145:イーサリアム仮想マシン(EVM)の計算速度の向上
  • EIP1014:ブロックチェーン状態チャンネルを追加
  • EIP1052:スマートコントラクトのやりとりを圧縮する

イーサリアムのコンスタンティノープルでの価格への影響は、マイニング報酬が減少するので、短期的にマイナーのETH売り圧が強くなると予想できます。現在のETH価格は1万円前後を推移しており、売り圧が高まっている傾向がすでに現れ始めています。

売り圧が強くなる理由は、収益的に赤字となるマイニングプールが、手仕舞いする可能性が高まり、手持ちのETHを現金化します。またその可能性が高まりそうという市場の期待感から値を下げやすい時期となります。

しかしながら、供給量が減少することはETHのインフレを抑制し、価格に好影響の変更だということです。短期的にはマイナーの売り圧が強く下落トレンドが続きますが、長期的に見ればイーサリアムの価値は上昇していくと考えられます。

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