国内大手のIT企業であるDMM.comが2月9日にマイニングファームを設立したと発表しました。

場所は石川県金沢市となり、国内で大手事業者のマイニングファームの設立は初となります。
延床面積にして約500平米で、1,000台規模のマイニングマシンを設置しマイニングを行うとしており、マイニングされる通貨はビットコインに限らず、イーサリアムやライトコインなどのアルトコインのマイニングにも対応していくとしています。

更に今後は一般投資家に向けた「クラウドマイニング」と呼ばれる事業への参入も発表しています。
「クラウドマイニング」とは一般の投資家から資金を集め、マイニングによって得られる収益の一部を投資家に配当報酬として支払うというものです。

国内ではこうしたクラウドマイニングの認知度はまだ高いとは言えませんが、海外ではクラウドマイニングを提供する大手業者なども存在します。

同社によると「クラウドマイニング」の提供は2018年夏頃を予定しているとの事です。

DMM.comは2018年1月10日から仮想通貨取引所であるDMMビットコインの運営をスタートさせていますが、それ以前となる2017年よりマイニング事業やクラウドマイニングサービスの提供など、更なる仮想通貨業界でのサービス、事業の参入が表明されていました。同社は「将来的には世界のマイニングファームのトップ3に入る規模での運営を計画しており、2018年度中にはトップ10に入る規模のマイニングファームとなる。」と発表しています。

マイニングファームとは?

仮想通貨の多くはマイニング(採掘)と呼ばれる仮想通貨取引における整合性を記録する為の作業で、端的に言えばある取引を取引台帳に記録する為の仕組みで、このマイニングを行う事で仮想通貨の取引が成立しています。

世界にはこうしたマイニングを行う事業者が多数おり、今回のDMM.comはその一つとして新たに参入をした形となります。

マイニングには膨大な電力が必要となりますので、事業者は比較的電気代の安く、寒冷の地域で集中的にマイニングを行う事が基本です。そうしたマイニング設備を置く場所がマイニングファームと呼ばれる施設となります。

マイニングでの収益

現在、多くの業者がマイニング事業への参入を果たしていますが、国内でも今回のDMMを筆頭に、大手証券会社で仮想通貨取引所のオープンが待たれるSBI、既に取引所として参入しているGMOなどが今後マイニング事業に参入する事を表明しています。

事業者はマイニングを行う事により収益を得る事ができますが、代表的なビットコインを例に挙げた場合、現在では一度のマイニングで12.5BTCという報酬が貰えます。

2/9現在の価格(1BTC=約88万円)で計算した場合、275万円の収益となります。
12月の最高値をつけた時期と比較すると一度のマイニングによる収益は低下していますが、今後の市場拡大を見越し、事業者数は増え続けています。

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