2017年6月以降最も大幅な価格下落となった中、仮想通貨市場でのビットコインのドミナンス(優位指数)は、で増加の傾向を示している。

ビットコインのドミナンス上昇

2017年を通して、リップルとイーサリアムはともに年間リターンでビットコインを上回り、リップルは330倍のリターンをもたらし、イーサリアムは100倍の価格上昇を記録、対するビットコインは15倍の価値上昇となった。
そんな中1月15日、大規模な下落が起こり、市場の大部分の通貨が急落。市場におけるすべての仮想通貨の評価額は、一時7000億ドルから4,200億ドルに、2800億ドル以上減少するという過去最も大きな下落。

この下落を通じて、1月初めに史上最低水準まで落ちたビットコインのドミナンスは32%から38%に急増し、準基軸通貨とも言えるイーサリアムも同様に占有率を上昇させている。

※ドミナンス(優位指数)とは、仮想通貨市場全体において、その通貨が占める割合

これに対して上級マーケットアナリストであるMati Greenspan氏はこの事に対し次のように述べている。

「この動きは劇的に見えるかもしれませんが、市場にとっては本当に正常です。全体的に見ると、この低下はほとんどの仮想通貨で約1カ月前に取引された価格に戻した形になります。」

市場にとって適正な価格調整

更にインタビューの中で同氏は、「市場の大幅な修正が一部の地域ではプレミアムの低下を招いたため、日韓を中心とした世界市場にとって有益である」と述べた。

以前は韓国の仮想通貨市場では、ビットコイン、イーサリアム、その他多くの通貨が約30〜40%のプレミア価格で取引されてた。その為、韓国市場のトレーダーら他の地域に比べ30〜40%高い価格での取引を行っていた事になる。

同氏は日本と韓国の割増価格が低下し、修正後の世界市場が安定する可能性が高いと指摘しているが、市場のほぼすべての価格下落は、世界市場にとってポジティブな動きであったとしている。

「日本と韓国の仮想通貨業者が支払っていた割増価格も下がっているので、それも良い兆候だ」と同氏は語った。

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