ADA(エイダ)コインはCardano(カルダノ)というオープンソースの DistributedDatabase -分散型データベース-上で使われる通貨です。
2017年1月にプレセールが終了し、Bittrexで10月2日に売買が開始されました。2018年時点では、BinanceなどでもADAコインの購入が可能となっています。ADAコインの名前の由来は、19世紀に世界で初めてコンピュータープログラムを記述した天才貴族女性「エイダ・ラブレス」だといわれいています。

「カルダノ・エイダコイン」とも呼ばれていますが、わかりやすくADAコインとカルダノがそれぞれどんな役割なのか説明していきます。

Cardano(カルダノ)

Cardano(カルダノ)は、 SmartContract -スマートコントラクト-搭載のブロックチェーンおよび、その開発プロジェクトのことです。Cardanoは2014年末に開発プロジェクトが発足し、翌2015年2月にカルダノ財団を立ち上げています。財団を立ち上げると同時に複数の企業に権利を分割し、公平性を保つと共にユーザーサポート力を高めているのが特徴になっています。

Cardano Fundation(カルダノ財団)

カルダノ財団は、 Protocol -プロトコル-の監督機関であり教育機関としての役割を担っており、カルダノのテクノロジーとアプリケーションを規格化し、保護しつつ発展させるという使命を持っています。具体的には、カルダノのテクノロジーとその幅広い可能性について、規制当局に対し適宜情報を提供するコミュニティの拠点となることで、政府や規制機関に対し積極的なアプローチを行い、企業やエンタープライズなどのオープンソースプロジェクトと戦略的パートナーシップを形成し、企業での利用や政府との連携に適した公式ソフトウェアと標準化プロセスを提供します。

IOHK(Input Output HongKong)

IOHKは、Charles Hoskinson氏とJeremy Wood氏によって2015年に設立された仮想通貨業界を牽引している研究開発会社であり、革新的な P2P -ピアツーピア‐技術を利用して30億人に金融サービスを提供するという目標を掲げています。2020年までの期間でカルダノ・プラットフォームの開発を担うという契約を結んでおり、契約に基づいてカルダノの設計/構築/管理を行います。

Emurgo(エマーゴ)

Emurgo(エマーゴ)はカルダノ・エコシステムを構築するベンチャー企業であり、Cardanoの分散化されたブロックチェーンエコシステムでビジネスを行う企業などの支援/統合/開発を手助けする役割を担っています。
ADAコインは、カルダノ・プロジェクトの専用通貨として利用される仮想通貨であり、仲介者を介さずに迅速でセキュリティの高い送金を行う「未来の通貨」として機能する通貨です。
運営・管理はカルダノ財団が行なっていますが、技術的な開発はIOHKが担当し、主な営業活動はEmurgoが行なっています。

仮想通貨の弱点を克服したADAコイン

カルダノの目標は、現在発行されている仮想通貨の懸念点をすべて補った仮想通貨の作成にあります。そのため、カルダノはADAコインを第3世代の仮想通貨と位置付けています。
具体的には、

①第1世代のビットコインが大量の演算力を必要とする問題の解決

②第2世代のイーサリアムが持つスマートコントラクトを改良

この2つの懸念にそれぞれ大量の演算力を必要とする問題の解決にはウロボロス(Ouroboros)
スマートコントラクト搭載にはプルートス(Plutus)というプロジェクト名が付けられています。そしてこの2つがカルダノのプロジェクト全体の比重を大きく占めています。

ウロボロス(Ouroboros)

ウロボロスとは、ADAコインの Mining -マイニング‐に採用されている、 PoS -プルーフ・オブ・ステーク-アルゴリズムのことです。ウロボロスは電力を大量に消費する PoW -プルーフ・オブ・ワーク-を採用せず、エディンバラ大学の Aggelos Kiayias 教授が率いる5つの学術機関の優秀な暗号学者のチームによって設計されたPoSアルゴリズムを採用しました。

ビットコインやライトコインを初めとしたPoWプルーフ・オブ・ワークを採用している仮想通貨では、最も早く計算処理をマイナーに報酬が支払われるため、計算の速さが求められます。そのためにマシンパワーを上げなくてはなりませんが、マシンパワーを上げるにはそのマシンを動かす電力の量も大きくなってしまうのです。

ウロボロスは、この問題を回避するために、PoSを採用しています。PoSは、ブロックチェーンへの記述が完了すると同時に、次のマイニング報酬の獲得権限を持つマイナーをランダムで選びます。このランダムな選び方には、法則性があり、保有している仮想通貨の枚数が多い人ほど選ばれる可能性も高くなります。

プルートス(Plutus)

スマートコントラクトとはその名の通り「スマート=賢く・コントラクト=契約する」機能です。

イーサリアムにも同じような機能が存在しますが「Plutus」は、カルダノ・コントロールレイヤー(CL)というアプリケーションによって、より複雑で高度な契約内容も瞬時に記録/実行することができるように開発されており、より高度な情報を記録や瞬時に実行できるように改良されています。

各国の税金スキームやガバナンス、コンプライアンスといった複雑な契約も管理できる高付加価値対応スマートコントラクトです。

トップクラスのセキュリティ機能を備えたダイダロス

ダイダロスはADAコイン以外にも他の通貨との互換性を持てるような仕組みになっており、イーサリアムやビットコイン、そしてイーサリアムクラシックも管理することができるウォレットで、これまで開発されてきたウォレットの中でもトップクラスのセキュリティ機能を備えているといわれています。

更には、 デビットカードプロバイダーとも統合する予定があり、仮想通貨の取引所を通さずとも現金化できる仕組みを持つ ことになります。
これは他の仮想通貨でも見ない仕組みであり、注目を浴びています。
ダイダロス ⇒ https://daedaluswallet.io/ja/

将来的にATMでの引き出しも可能に

ADAコインは、将来的にはATMからの引き出しもできるようになるといわれています。日本でも最初に5箇所にATMが設定され、20箇所以上に拡大していくことを目指すそうです。ADAコインは、単なる投機対象のものではなく、実用性が高いものになっていく可能性も十分に秘めていると言えます。
今後も大きく成長する可能性を秘めているADAコインは、現時点では国内取引所で購入することは出来ません。海外大手取引所のBinance(バイナンス)BITTREX(ビットトレックス)で購入することが可能です。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます