仮仮想通貨の取引をしていると『レバレッジ』という言葉を聞いたことあるのではないでしょうか?

レバレッジとは、日本語ではてこの力等と訳されます。

つまり『てこの原理』でいう「少ない力」で「大きな力」を出せることから、少ない資金で何倍もの取引ができるということを意味しています。

手持ちの資金が5万円しかないけど、資金の5万円を証拠金にすることで、5万円の5倍の金額、25万円を使って取引が行えるイメージです。

証拠金とは「担保としてのお金」で、レバレッジ取引は「自分が保有する資金以上のお金を使って取引できますが、最低限の担保として一定の資金を用意してください。」というルールの下で取引を行うことになります。そして、仮想通貨取引所ごとにレバレッジ取引に設定できるレバレッジ倍率は異なりますが、日本の法律では、最大レバレッジは25倍までと定められています。

レバレッジ取引のメリット

レバレッジ取引のメリットは「大きな利益を出すことが可能」な点です。投資金や倍率が高ければ、仮想通貨の価格が上昇した際の利益はかなり高くなります。

2017年の仮想通貨バブルの際は、レバレッジ取引で『億り人』が何人も現れています。

例えば…

あなたに10万円の資金があるとします。

あなたはその10万円でビットコインを買うことができますが、仮に1BTC=100万円だとすると、0.1BTCしか購入できません。

その場合、1BTC=120万円に価格が上がったとしても、0.1BTCしか購入できないのであれば、2万円程度の利益にしかなりません。

レバレッジ取引は、あなたの10万円の資金にレバレッジを効かせて利益を何倍にも増やすことができます。

あなたの10万円の資金を証拠金として、レバレッジのできる仮想通貨取引所に預けます。

すると、あなたは10万円の資金に10倍のレバレッジを効かせて、100万円でビットコインを買うことができるようになります。

資金を預けた取引所に90万円の借金をするのです。

1BTC=120万円に価格が上がった場合、100万円分購入した1BTCが、120万円になるので、20万円の利益を得ることができます。

10万円を100万円にレバレッジしているので、90万円を取引所に返済して、20万円の利益が得られるというわけです。

もちろん、取引所側は、レバレッジ分を負担するので、「スワップ金利手数料」という形で手数料を取ります。10万円を100万円にしてレバレッジ取引をした場合は、各取引所によって異なりますが、建値の0.04~0.05%が手数料となり、100万円×0.04%の計算で、約400円のスワップ金利手数料が発生します。

レバレッジ取引は、短期間での相場変動で利益を出そうというものなので、短期トレード向きの手法といえます。

空売り(ショート)で下げ相場でも利益が出せる

現物取引は原則として買ってからしか売ることができません。しかし、レバレッジ取引は売りと買いの順番を逆にすることができるのです。

手元に仮想通貨がなくても、価格が下落している時に、『空売り』をすることで利益を出すことができます。

最初に手元に何もない状態で仮に「売る」ため、空売りと呼ばれています。

レバレッジ取引などでは買いから入ることをロングと言うのに対して、この売りから入る空売りのことはショートと言います。

例を挙げると、

1BTCが100万円の時に1BTCが手元にない状態で空売りし、100万円で売れたとします。

その後BTCの価格が変動し、1BTCを90万円で買い戻せました。

この場合は100万円ですでに売っていて、それを90万円で買い戻せたので差額の10万円が利益です。

これによって何が起こるかというと、下降気味のチャートの中でも利益を上げることができるようになります。

100万90万80万と下がっていくチャートでも、100万円か90万円の時に売って80万円の時に買い戻せば、利益が出るのです。

これが買い → 売りの原則がある現物取引ではできない、レバレッジ取引のメリットです。

レバレッジ取引のデメリット

レバレッジ取引は大きな利益を生み出しますが、逆に大きな損益をだすリスクもあります。

例えば、証拠金10万円のレバレッジ10倍で100万円分のBTCを買い、BTCが80万円に下がった時には20万円の損失を出してしまいます。

また、証拠金以上の損失を超える場合は、証拠金の一定の割合を上回る損失を生んだ時点で取引を強制的に終了する「ロスカット」が発生します。

ロスカット後にどんなに値上がりをしたとしても、取引はロスカットの時点で終了してしまいますのでロスカットのタイミングには十分注意しましょう。

レバレッジ取引にも手数料がかかります。どこの取引所もレバレッジ取引の手数料は1日あたり「0.04%」と設定している場合が多いです。1日ごとにかかってくるので、取引期間を伸ばせば伸ばすほど利益を圧迫します。

FXは現物取引と比べ『ハイリスク・ハイリターン』であることを理解しておきましょう。

レバレッジ取引のまとめ

レバレッジ取引は少額の資金でも、仕組みをうまく利用し大きな利益を生み出せることが可能です。しかし、大きな利益を作れる反面、それだけリスクもあることを覚えておきましょう。

レバレッジ取引を行う場合は自己責任になるので、無理のない範囲で行いましょう。

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